年月なんか数えるな。
この李歐が時計だ。
あんたの心に入っている。

『李歐』 高村薫
持っていた文庫は初犯。
確か「面白かった」という記憶。
内容をすっかり忘れてしまったので(苦笑)、
四半世紀振りの再読。
美貌の殺し屋、李歐。
アルバイト学生、一彰。
2人が見た大陸の夢。
再会は、夢は、叶うのか。
そうそう、この説得力。
圧倒的スケールで、
物語を描き切るのが高村薫作品。
思い出しました。
頁を開いたら止まれない。
いつの間にか、夢中。
ひとつの出逢いで、
ちょっとした切っ掛けで、
人生は、
色を失ったり、
咲き誇ったりする。
しかし、李歐、カッコ良過ぎ。
惚れてまうやろ(苦笑)。
壮大過ぎる青春の物語。
最終章には、
心が、目頭が、熱くなった。
物語が終わってほしくない…
そんな風にも思えてしまった。
最近になって、
手放した他の高村薫作品を、
少しずつ、大分、買い戻した。
じっくり楽しみたいと思ふ。
BGM:TOGI + BAO『蒼き海の道』
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