
『土に贖う』 河﨑秋子
図書館で借りた『清浄島』、
『ともぐい』『愚か者の石』が凄かった。
堪らなくボクの感性を揺さ振った。
本作、北海道が舞台。
養蚕農家、ミンク養殖、ハッカ栽培、
羽毛採取、蹄鉄屋等々…
興り衰退した産業と人間達。
時代のうねりの中に在る生と死が、
臭いと痛みと狂気を伴って、
読み手を襲う。
短編のひとつひとつが、
長編のように重厚。
陰鬱。
切なさ。
やるせなさ。
理不尽。
畏怖。
これが、
人間のリアルか。
すべて読み終えて、
そのリアルが、
とても愛おしくなる。
何かやりたくなる。
生きたくなる。
河﨑作品はスゴい。
文庫をあと5冊買ってある。
夢中になって読む読む読む。
BGM:Alexandra Stréliski『Changing Winds』
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